人力車は明治3年、日本橋で登場しました。江戸時代までの輿や籠の代替となる形で普及していき、明治時代、日本を代表する乗り物として発達していきました。その後、鉄道、自動車の普及により、戦前をピークに減少していきました。
道後で人力車を復活させたのが私たち元祖くるま屋さんです。
昭和後期、ある蔵に眠っていた人力車がきっかけで岐阜県飛騨高山で観光用に人力車が走り始めました。時をほぼ同じくして九州長崎、四国道後にも観光用の人力車が走り始めます。
1982年、四国で初めて観光人力車が走り始めました。当時の日本では観光人力車はまだめずらしく、全国で数台しかいなかった人力車は古来より続く道後の風情ある街並みにすぐさま溶け込んでいきました。
今や日本全国を走る観光人力車、そんな観光人力車の黎明期に日本でいち早く観光人力車で走り始めたのが我々元祖くるま屋さんです。